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当サイト内のランキングや商品(商材)の評価は、当社の調査やユーザーの口コミ収集等を考慮して作成しており、提携企業の商品(商材)を根拠なくPRするものではありません。
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SESからのキャリアアップを目指す際、「どの転職エージェントを選ぶべきか」「またSES求人ばかり紹介されるのではないか」といった悩みは共通の課題です。
結論として、SESからのキャリアアップは、自身の目的に合った転職エージェントを選ぶことで十分に実現可能です。
確かに、やみくもに登録するだけでは、希望しない求人ばかり紹介される可能性があります。しかし、自身のキャリアプランに合った専門性の高い転職エージェントを選びさえすれば、転職の成功は決して難しいことではありません。
そこでこの記事では、「脱SES」と「より条件の良い優良SESへの転職」という2つのゴールを見据え、目的別のおすすめエージェント15選を紹介。さらに、自身のキャリアプランに最適な転職エージェントの選び方までを徹底解説します。
この記事を読めば、登録すべきエージェントが明確になり、年収とワークライフバランスを向上させるための一歩を踏み出せます。
IT業界で年収とキャリアを向上させる最も効果的な手段は、自身のスキルが正当に評価される環境への「転職」です。特にSESエンジニアの場合、社内での昇給よりも、転職によって年収が大幅にアップするケースが少なくありません。
実際に、IT業界は転職が年収アップに直結しやすい環境であることが、データによって明確に示されています。
マイナビの「転職動向調査2024年版(PDF)」によると、2023年に転職したITエンジニアの圧倒的多数が、年収アップを実現しています。
転職を成功させる鍵は、「SESから更に条件の良いSESへ」「SESから自社開発や社内SEへ」といった多様なキャリアパスを深く理解し、的確に提案できるパートナー、つまり転職エージェントを見極めることにあります。
このように、どちらの道を選んでも年収アップは可能です。ここでは、年収アップのための具体的な転職エージェント選びの鉄則を解説します。
希望していないにもかかわらず、転職エージェントからSES求人ばかり紹介されるのには明確な理由があります。
それは、IT市場の構造上「SES企業の求人自体が圧倒的に多い」ことと、エージェント側の「紹介しやすい」というビジネス上の事情です。
日本のIT業界は、大規模プロジェクトを複数の企業で分担する多重下請け構造が主流です。そのため、一つのプロジェクトに対して多数のSES求人が発生し、市場に出回る求人の絶対数が多くなります。
また、転職エージェントは求職者の希望が曖昧な場合、母数が多く常に採用意欲が高いSES求人を紹介する傾向があります。この仕組みを理解せずに転職活動を進めると、どのエージェントを使っても同じ結果になりかねません。
この状況を打開するためには、次の鉄則で解説する「自身の希望に合ったエージェントを選ぶこと」が極めて重要になります。仕組みを理解し、戦略的にエージェントを選ぶことで、紹介される求人の質は劇的に変わるのです。
登録前にエージェントの実力を見極めるには、公式サイトで「自社開発・社内SEへの転職成功事例」が豊富に掲載されているかと、「非公開求人〇万件」といった求人数の多さを確認することが重要です。
転職エージェントが扱う求人の7〜8割は非公開求人であり、その中にこそ条件の良い人気求人が眠っています。公式サイトに具体的な転職事例や非公開求人数を掲載している転職エージェントは、それだけの実績と求人網を持っていることの証明になります。
実績の確認方法としては、レバテックキャリアの「転職事例インタビュー」や、社内SE転職ナビの「転職者インタビュー」などのページを確認します。
自身の希望と近いキャリアパスを歩んだ人の事例があるかは、重要な判断材料です。
また、求人数の確認方法は、各転職エージェント公式サイトで「非公開求人 約〇〇件」「ITエンジニアの求人数 No.1」といった記載があるかを確認します。求人数は選択肢の多さに直結するため、重要な指標となります。
転職の目的や自身の状況によって、選ぶべき転職エージェントのタイプは全く異なります。
転職エージェントにはそれぞれ得意な領域(年齢層、年収帯、業界など)があり、自身のキャリアプランと合致した転職エージェントを選ぶことで、転職の成功率は格段に向上します。
例えば、20代でスキルに自信がないのにハイクラス向けエージェントに登録しても、紹介される求人はほとんどないでしょう。逆に、豊富な経験を持つ方が若手向けエージェントに登録しても、物足りない結果に終わる可能性が高いです。
この記事では、読者が自身の状況に合わせて最適なエージェントを選べるよう、以下の3つのカテゴリでおすすめのエージェントを厳選して紹介します。
自身のキャリアプランに最も近い章から読み進めてください。
SESから自社開発や社内SEへのキャリアチェンジを目指すなら、まず検討すべきはIT業界の専門知識が豊富な「IT特化型」の転職エージェントです。
IT特化型エージェントは、キャリアアドバイザー自身がIT業界出身者であったり、業界の動向や技術トレンドに精通していたりする場合が多く、専門的なキャリア相談が可能です。そのため、自身のスキルセットを正しく評価し、キャリアプランに沿った質の高い求人を提案してくれます。
また、企業との太いパイプを活かした非公開求人が多く、特にSES以外の優良求人を豊富に保有しているのが大きな特徴です。職務経歴書の添削や面接対策においても、エンジニアの強みを最大限に引き出すための具体的なアドバイスが期待できるでしょう。
転職エージェント | タイプ | 特に強い領域 |
---|---|---|
レバテックキャリア | IT特化型 | Web系、自社開発 |
Geekly | IT特化型 | IT/Web/ゲーム |
リクルートエージェントIT | 総合型(IT部門) | 全領域、大手企業 |
社内SE転職ナビ | IT特化型 | 社内SE専門 |
ウィルオブテック | IT特化型 | 非公開求人、丁寧な支援 |
dodaエンジニアIT | 総合型(IT部門) | 全領域、スカウト機能 |
マイナビIT AGENT | 総合型(IT部門) | 20代、SIer/事業会社 |
SESからの転職を考える際に、まず登録すべき転職エージェントがレバテックキャリアです。その圧倒的な実力は、転職者の3人に2人が年収70万円アップ、希望企業への転職成功率96%(※公式サイトより)という驚異的な数字に明確に表れています。
この高い実績を支えているのが、キャリアアドバイザーの圧倒的な専門性です。技術トレンドや現場の状況を深く理解しているため、スキルセットやキャリアプランを的確に汲み取り、保有する38,000件以上のIT・Web特化求人の中から最適なものを厳選してくれます。
特にSESからのキャリアチェンジで人気の高い自社開発企業はもちろん、社内SEへの転職支援にも強みを持っています。実際に社内SEの求人だけでも2,422件(※2025年8月時点)を保有しており、選択肢の幅広さは他の追随を許しません。
年間数千回に及ぶ企業ヒアリングを通じて得られる、求人票だけではわからないチームの雰囲気や開発体制といったリアルな情報を提供してくれるため、高いマッチング精度と入社後の満足度を実現しています。
年収アップと理想のキャリア、その両方を高い確率で実現したいなら、必ず選択肢に入れるべきエージェントです。
サービス概要 | |
---|---|
サービス名 | レバテックキャリア |
運営会社 | レバテック株式会社 |
公開求人数 | 48,290件 |
非公開求人数 | 優良求人を直接ご紹介 |
対応地域 | 東京、名古屋、大阪、福岡など全国/海外 |
公式サイト | https://career.levtech.jp/ |
Geekly(ギークリー)はIT・Web・ゲーム業界に特化したエージェントで、その強みは精度の高いマッチングにあります。
特筆すべきは、保有する求人の質です。Geeklyは、自社開発企業や事業会社の社内SEといった、人気の非SES求人を豊富に保有しており、SESからのキャリアチェンジを目指す上で有力な選択肢となります。
それだけでなく、「より条件の良いSESへ」というキャリアパスにおいても、他のエージェントとは一線を画します。Geeklyが保有する約5,000件のSES求人のうち、実に9割以上が年収500万円以上の案件で占められています。
年収帯 | 公開SES求人数 |
---|---|
499万円以下 | 403件 |
500~599万円 | 715件 |
600~699万円 | 1,329件 |
700~799万円 | 981件 |
800~899万円 | 979件 |
900~999万円 | 239件 |
1,000万円以上 | 318件 |
SESからSESでの転職であっても、Geeklyが年収アップを本気で考えるエンジニアのための、質の高い求人を厳選している証拠です。特に年収600万円以上の高年収SES求人が豊富で、現在の待遇に不満を持つエンジニアが大幅な年収アップを実現できる可能性を秘めています。
スピーディーかつ効率的な転職活動をサポートしてくれるため、自身の市場価値を正当に評価され、より良い条件を求める方におすすめです。
サービス概要 | |
---|---|
サービス名 | Geekly(ギークリー) |
運営会社 | 株式会社Geekly |
公開求人数 | 37,805件 |
非公開求人数 | 優良求人を直接ご紹介 |
対応地域 | 一都三県・関西 |
公式サイト | https://www.geekly.co.jp/ |
業界最大手のリクルートが運営するリクルートエージェントITは、その圧倒的な求人数を誇ります。公開求人だけで約14万件、さらに登録者のみがアクセスできる非公開求人も約9万件(※2025年8月時点)を保有し、選択肢の幅広さは他の追随を許しません。
この膨大な求人データベースを背景に、IT業界の求人はもちろん、製造業や金融といった異業種の社内SE求人など、IT特化型エージェントだけではカバーしきれない選択肢に出会えるのが大きな利点といえるでしょう。
大手SIerから成長中のベンチャー企業まで、あらゆる企業の求人を見つけることが可能です。
また、キャリアアドバイザーによるサポートも手厚く、提出書類の添削から独自に分析した業界・企業情報の提供、面接対策まで、転職活動のあらゆる面を支援してくれます。こうした網羅性を活かして選択肢を最大化するためにも、IT特化型エージェントとの併用登録がおすすめです。
サービス概要 | |
---|---|
サービス名 | リクルートエージェントIT |
運営会社 | 株式会社インディードリクルートパートナーズ |
公開求人数 | 143,404件 |
非公開求人数 | 90,475件 |
対応地域 | 全国47都道府県 |
公式サイト | https://www.r-agent.com/it_engineer/ |
社内SE転職ナビは、その名の通り社内SEへの転職に特化した専門エージェントです。SESからのキャリアチェンジ先として人気の高い社内SEですが、このエージェントは扱っている求人が100%社内SEという、他に類を見ない特徴を持っています。
一般的な転職エージェントでは出会えないような、優良企業の社内SE求人を多数保有しており、まさに社内SEを目指す人にとっては宝の山と言えるでしょう。アドバイザーも社内SEの業務内容やキャリアパスを深く理解しているため、具体的な業務内容や求められるスキルまで踏み込んだ、精度の高い情報提供が受けられます。
金融、メーカー、サービス業など、様々な業界の社内SE求人を扱っており、自身の経験を活かせるフィールドが見つかりやすいのも魅力です。「客先常駐から脱却し、社内SEとして安定して働きたい」という明確な希望があるなら、必ず登録すべきエージェントです。
サービス概要 | |
---|---|
サービス名 | 社内SE転職ナビ |
運営会社 | アイムファクトリー株式会社 |
公開求人数 | 7,272件 |
非公開求人数 | 優良求人を直接ご紹介 |
対応地域 | 東京、名古屋、大阪、福岡など全国 |
公式サイト | https://se-navi.jp/ |
ウィルオブテックは、丁寧なカウンセリングと質の高い非公開求人が魅力のIT特化型エージェントです。最大の強みは、全求人に占める非公開求人の割合が7割以上(※公式サイトより)と非常に高い点にあり、他では出会えないような好条件の案件に出会える可能性があります。
一人ひとりのキャリアプランにじっくりと向き合うコンサルティングスタイルが、エンジニア経験者の年収UP成功率75.5%、そして入社後のミスマッチの少なさを示す転職先企業の就業継続率97.5%という高い実績に繋がっています。
また、相談から最短1ヶ月、平均でも2ヶ月半というスピーディーな転職実現も魅力です。長期的なキャリアを見据えた納得感のある転職を、効率的に進めたい方にとって、非常に信頼できるパートナーとなるでしょう。
サービス概要 | |
---|---|
サービス名 | ウィルオブテック |
運営会社 | 株式会社ウィルオブ・ワーク |
公開求人数 | 5,093件 |
非公開求人数 | 非公開 (推定:11,800件前後) |
対応地域 | 東京、名古屋、大阪、福岡など全国/海外 |
公式サイト | https://willof.jp/techcareer/ |
dodaエンジニアITは、一つのプラットフォームで「エージェントサービス」「スカウトサービス」「求人サイト」の3つの機能を併用できるのが最大の特徴です。このハイブリッドな仕組みにより、自分のペースで柔軟に転職活動を進めたい場合に非常に有効です。
ITエンジニア向けの公開求人数は約47,000件と国内最大級で、幅広い選択肢から求人を探すことができます。まずは自分で求人サイトを眺めて情報収集し、気になる求人があれば応募する。同時に、企業からのスカウトを待ちつつ、良い案件があればエージェントに相談して専門的なサポートを受ける、といった使い方が可能です。
転職の軸がまだ固まっていない方や、多くの選択肢を比較検討したい方、エージェントに急かされることなく自分のペースで進めたい方にとって、非常に利便性の高いサービスと言えるでしょう。
サービス概要 | |
---|---|
サービス名 | dodaエンジニアIT |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
公開求人数 | 52,213 件 |
非公開求人数 | 優良求人を直接ご紹介 |
対応地域 | 全国47都道府県 |
公式サイト | https://doda.jp/engineer/ |
マイナビIT AGENTは、人材大手マイナビが運営するIT・Webエンジニア専門の転職エージェントです。特に20代から30代前半の若手エンジニアのサポートに定評があり、初めての転職で手厚いサポートを求める場合に適しています。
大手ならではの企業との強いパイプを活かし、優良な非公開求人を多数保有している点が強みです。キャリアアドバイザーは、丁寧なヒアリングを通じて求職者の強みやキャリアプランを引き出し、最適な求人を提案してくれます。
特筆すべきは、キャリアの方向性がまだ定まっていない段階でも、親身に相談に乗りながら可能性を探ってくれる点です。
書類添削や面接対策も手厚く、「何から始めればいいかわからない」という状態からでも、安心して転職活動を進められます。SIerや事業会社の求人に強みを持ち、安定志向のキャリアチェンジにも応えてくれるエージェントです。
サービス概要 | |
---|---|
サービス名 | マイナビIT AGENT |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
求人数 | 非公開 |
対応地域 | 東京、名古屋、大阪、福岡など全国/海外 |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/it/ |
「このままSESにいても年収は頭打ちなのでは?」現年収600万円以上の方がその「年収の壁」を打ち破るには、自身の経験とスキルを正当に評価してくれる企業への転職が最も現実的なルートです。
ハイクラス向け転職エージェントは、一般的な求人サイトには出回らない経営層に近いポジションや、技術スペシャリストといった高年収の非公開求人を専門に扱っています。SESで培ったプロジェクト経験や顧客折衝能力は、事業会社の管理職などでも高く評価されます。
自身の市場価値を最大化し、年収1000万円以上のキャリアを効率的に目指すために、専門性の高い以下の転職エージェントを活用しましょう。
転職エージェント | タイプ | 特に強い領域 |
---|---|---|
ビズリーチIT | スカウト型 | ハイクラス全般、管理職 |
JACリクルートメント | 特化型 | 外資系、グローバル企業 |
パソナキャリア | 総合 | ハイクラス、手厚い支援 |
ビズリーチITは、国内最大級のハイクラス向け転職サイトです。最大の特徴は、登録した職務経歴書を見た優良企業や一流のヘッドハンターから直接スカウトが届く「スカウト型」のサービスである点です。
年収1,000万円以上の求人が全体の4割以上を占め、実際に転職者の平均年収アップ額は120万円という高い実績も誇ります(※公式サイトより)。この数字は、ビズリーチITがいかに質の高い求人を扱い、年収アップに貢献しているかを示しています。
CTO候補やITコンサルタントといった専門職に加え、SESからのキャリアチェンジで人気の高い社内SEの求人も充実しており、多様なキャリアパスを描くことが可能です。
SESで培ったマネジメント経験や専門スキルは、こうしたハイクラス市場で高く評価され、思わぬ好条件のスカウトに繋がることも少なくありません。自身の市場価値を客観的に知りたい方や、主体的に転職活動を進めたい方に最適なプラットフォームです。
サービス概要 | |
---|---|
サービス名 | ビズリーチIT |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
公開求人数 | 約22,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 東京、名古屋、大阪、福岡など全国/海外 |
公式サイト | https://www.bizreach.jp/ |
JACリクルートメントは、管理職・専門職の転職支援に特化したエージェントで、特に外資系企業や日系グローバル企業への転職に圧倒的な強みを持っています。
コンサルタントが企業と求職者の両方を担当する「両面型」のスタイルを採用しているため、企業が求める人物像や職場の雰囲気、カルチャーといった内部情報を深く理解しています。その結果、情報の質が非常に高く、精度の高いマッチングが期待できます。
SESで培った海外プロジェクトの経験や語学力は、こうした企業で高く評価される可能性があります。
専門性を活かしてグローバルな環境で活躍したい、あるいは管理職としてキャリアアップしたいと考えているエンジニアにとって、最適なパートナーとなるでしょう。英文レジュメの添削など、外資系転職ならではのサポートも万全です。
サービス概要 | |
---|---|
サービス名 | JACリクルートメント |
運営会社 | 株式会社ジェイ エイ シー リクルートメント |
公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国、海外 |
公式サイト | https://www.jac-recruitment.jp/ |
パソナキャリアは、人材ビジネスの先駆者として長年の実績を誇る、ハイクラス向け転職エージェントです。取引実績企業は30,000社以上にのぼり、そのネットワークを活かして保有する求人の約半数が年収800万円以上のハイクラス求人で占められています。
特に、30代〜45歳の実績が最も多く、SESで経験を積んだエンジニアが次のステージを目指すのに最適な環境です。実際に、年収アップ率は61.7%(※公式サイトより)と高い水準を誇り、キャリアアップと年収向上の両方を実現できる可能性が高いことを示しています。
その高い実績を支えるのが、業界専任コンサルタントによる親身なキャリアカウンセリングです。求職者一人ひとりのキャリアプランに深く向き合い、書類・面接対策から年収交渉まで徹底的にサポートしてくれます。
三菱UFJ銀行やアクセンチュア、トヨタ自動車といった大手企業との取引実績も豊富で、他では見られないコンフィデンシャルな求人の紹介も期待できます。
サービス概要 | |
---|---|
サービス名 | パソナキャリア |
運営会社 | 株式会社パソナ |
公開求人数 | 49,123件 |
非公開求人数 | 優良求人を直接ご紹介 |
対応地域 | 全国、海外 |
公式サイト | https://www.pasonacareer.jp/ |
「SESでの実務経験が浅くてスキルに自信がない」「IT業界自体が初めてで何から始めればいいか分からない」そんな20代の方には、若手・未経験者の支援に特化した転職エージェントがおすすめです。
20代向け転職エージェントは、経歴やスキルよりも、学習意欲や人柄といったポテンシャルを重視してくれます。未経験者歓迎の求人を豊富に保有しているだけでなく、応募書類の添削や面接対策を通じて、自身のポテンシャルを効果的にアピールするノウハウを熟知しています。
中には無料でITスキルを学べる研修を提供しているエージェントもあり、スキルを身につけてから転職活動に臨むことも可能です。キャリアの再出発を考えているなら、ぜひ相談してみてください。
転職エージェント | タイプ | 特に強い領域 |
---|---|---|
ユニゾンキャリア | IT特化型 | 20代、未経験 |
Green | 求人サイト | IT/Web、カジュアル面談 |
ワークポート | 総合型 | 未経験、地方 |
ウズカレIT | 特化型 | 第二新卒、IT研修 |
ハタラクティブ | 特化型 | フリーター、第二新卒 |
ユニゾンキャリアは、20代のIT業界への転職、特に未経験者や経験の浅い方の支援に特化したエージェントです。
約10,000件以上のITエンジニア求人を保有し、その中から入社後の研修制度が充実した優良企業のみを厳選して紹介。これが入社後定着率96.8%(※公式サイトより)という、業界でもトップクラスの数字に繋がっています。
元エンジニアを含むIT業界に精通したアドバイザーが、書類作成から面接対策まで徹底的にサポート。その結果、相談から最短3日での内定獲得も可能です。前職が接客業や営業職の方、あるいはSESでスキルが身につかず悩んでいた方でも、大手SIerや自社開発企業への転職を成功させています。
キャリアチェンジへの不安が大きい20代にとって、最も頼りになるパートナーの一つと言えるでしょう。
サービス概要 | |
---|---|
サービス名 | ユニゾンキャリア |
運営会社 | 株式会社ユニゾン・テクノロジー |
公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 東京都/神奈川県/埼玉県/千葉県/大阪府 |
公式サイト | https://unison-career.com/ |
Greenは、IT/Web業界に特化した求人サイトですが、大きな特徴は「カジュアル面談」から始められる点です。いきなり選考に進むのは不安、まずは企業の雰囲気を知りたいという場合に非常に適しています。
「気になる」ボタンを押すことで、企業の人事担当者と直接やりとりができ、6割以上の企業がカジュアルな面談に応じてくれます。現場のエンジニアと直接話す機会を得られることも多く、自身のスキルが通用するか、社風が合うかなどを事前に確認できるため、入社後のミスマッチを防ぐのに役立ちます。
エージェントを介さず、自分のペースで企業とコミュニケーションを取りたい方や、情報収集をメインに進めたい方におすすめです。スキルに不安がある方でも、カジュアル面談で人柄や意欲を伝えることから始められます。
サービス概要 | |
---|---|
サービス名 | Green |
運営会社 | 株式会社アトラエ |
公開求人数 | 15,000件以上(公式サイト参照) |
対応地域 | 全国47都道府県 |
公式サイト | https://www.green-japan.com/ |
ワークポートは、10年以上の豊富な転職支援実績を持つ総合型エージェントですが、特に未経験者の転職支援に強みを持っています。無料のエンジニアスクール「みんスク」も運営しており、プログラミングの基礎を学んでから転職活動に臨む、といった一貫したサポートが受けられます。
全国に拠点を持ち、地方のIT求人も豊富に扱っているため、「地元に戻って働きたい」「地方でITエンジニアとしてキャリアをスタートしたい」と考えている方にも強い味方となります。
特筆すべきは、未経験からでも挑戦可能な社内SEの求人を扱っている点です。一般的に社内SEは経験者採用が多い中で、ポテンシャルを重視してくれる企業の求人を紹介してもらえる可能性があるのは、大きな魅力と言えるでしょう。
IT業界に挑戦したいが勤務地に制約がある、あるいはスキルに自信はないが社内SEを目指したいという方におすすめです。
サービス概要 | |
---|---|
サービス名 | ワークポート |
運営会社 | 株式会社ワークポート |
公開求人数 | 20,766件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 東京、名古屋、大阪、福岡など全国/海外 |
公式サイト | https://www.workport.co.jp/ |
ウズカレITは、第二新卒や20代のIT未経験者支援に特化した、他に類を見ない転職エージェントです。最大の特徴は、無料のIT研修「ウズウズカレッジ」と就職支援をセットで提供している点です。
「まずはスキルを身につけてから転職したい」と考える方にとって、最適なサービスと言えるでしょう。インフラ、プログラミングなど複数のコースがあり、CCNAなどの資格取得もサポートしてくれます。
また、単に内定を獲得させるだけでなく、入社後の高い定着率(約97%)を重視しており、ブラック企業を徹底的に排除した上で、厳選された求人のみを紹介しています。
平均20時間にもおよぶ丁寧な選考対策とキャリアカウンセリングを通じて、IT業界で長く活躍するための土台作りからサポートしてくれるのが大きな魅力です。手厚いサポートのもと、確実にIT業界への第一歩を踏み出したい方におすすめです。
サービス概要 | |
---|---|
サービス名 | ウズカレIT |
運営会社 | 株式会社UZUZ COLLEGE |
公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
公式サイト | https://uzuz-college.jp/it-shushoku/ |
ハタラクティブは、フリーターや第二新卒など、経歴に自信がない20代の正社員転職に特化したエージェントです。SESでの実務経験が浅い、あるいはスキルに全く自信がなく、「経歴をリセットして再出発したい」と考える方にとって、人柄やポテンシャルを重視してくれる最適な相談先となります。
紹介する求人の8割以上が「未経験歓迎」であり、カウンセリング実績も豊富なため、経歴に自信がない若者の支援ノウハウに長けています。
具体的には、IT業界内でのキャリアチェンジはもちろん、IT業界からの脱出もサポートしてくれます。例えば、SESで1年間テスター業務しか経験できずスキルに絶望していた方が、人柄を評価されてITインフラの運用職として正社員採用された事例があります。
また、「エンジニアの仕事が合わない」と感じた方が、コミュニケーション能力を武器に営業職へキャリアチェンジした事例も支援しています。
このように、「スキル以外の部分」を評価されたい方や、キャリアの選択肢を広げたい方におすすめです。
サービス概要 | |
---|---|
サービス名 | ハタラクティブ |
運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
公開求人数 | 5,319 件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
公式サイト | https://hataractive.jp/ |
SESでの経験は、決して無駄にはなりません。多様な業界のプロジェクトに関わり、様々な技術や環境に適応してきた経験は、次のキャリアへの強力な武器となります。
SESエンジニアが持つ「多様な環境への適応力」「顧客折衝能力」「幅広い技術知識」は、自社開発企業、社内SE、大手SIerなど、様々な職場で高く評価されます。
ここでは、SESからの転職先として代表的な4つのキャリアプランを紹介します。それぞれの仕事内容や求められるスキル、働き方の特徴を理解し、自身のキャリアの方向性を考える参考にしてみてください。
キャリアプラン | 主な仕事内容 | 向いている人 |
---|---|---|
自社開発企業 | 自社プロダクトの企画・開発・運用 | プロダクトを育てたい、最新技術に触れたい |
事業会社の社内SE | 自社の業務効率化、IT戦略推進 | 安定志向、ワークライフバランスを重視したい |
大手・プライムSIer | 大規模システムの要件定義・設計 | 大規模プロジェクトでマネジメントをしたい |
ITコンサルタント | 企業の経営課題をITで解決 | ビジネス視点を持ち、高年収を目指したい |
自社開発企業とは、Webサービスやスマートフォンアプリ、業務パッケージソフトなど、自社のプロダクトやサービスを開発・運営している企業のことです。
最大の魅力は、自社プロダクトの企画から開発、運用まで一貫して携われる点にあります。ユーザーからのフィードバックを直接受け取り、サービスの改善に繋げていくプロセスは、大きなやりがいを感じられるでしょう。技術選定の裁量が比較的大きい傾向にあり、新しい技術に挑戦しやすい環境でもあります。
SESで培った開発スキルを活かし、特定のプロダクトやサービスを愛情持って育てたい、事業の成長に直接貢献したいと考えている方におすすめのキャリアパスです。
項目 | 内容 |
---|---|
主な企業例 | Webサービス(SaaS)スマートフォンアプリ、ゲームなどを開発・運営する企業 |
メリット | プロダクトへの貢献実感が大きい 最新技術に触れる機会が多い 企画段階から関われる可能性がある |
求められるスキル | 主体性、当事者意識 事業やサービスへの理解 チームでの開発経験 |
事業会社の社内SEは、自社のIT戦略の推進や、基幹システムの管理・運用、社員からの問い合わせ対応など、社内のIT全般を担う職種です。
客先常駐という働き方から完全に離れられるため、ワークライフバランスを重視したい方に人気のキャリアパスです。ユーザーが自社の社員であるため、納期調整が比較的しやすく、安定した環境で腰を据えて働けるのが大きな魅力です。
会社のIT基盤を支え、社員の業務効率化に直接貢献できるやりがいのある仕事です。SESで培った幅広い技術知識や、ユーザーとのコミュニケーション能力を活かせます。安定した環境で働きたい、ユーザーと近い距離で仕事がしたいと考えている方におすすめです。
項目 | 内容 |
---|---|
主な企業例 | メーカー、金融、小売、商社など、非IT企業のIT部門 |
メリット | ワークライフバランスが取りやすい 安定した労働環境 ユーザー(社員)との距離が近い |
求められるスキル | 幅広いIT知識(インフラ、アプリ) 社内調整能力、コミュニケーション能力 業務改善の視点 |
大手・プライムSIerは、官公庁や金融機関などの大規模な社会インフラシステムや、企業の基幹システムの開発を、顧客から直接(一次請けとして)受注する企業です。
SESから大手SIerへ転職することで、より上流工程である要件定義や基本設計に携わる機会が増えます。プロジェクト全体のマネジメントに関わることも多く、大規模なプロジェクトを動かすダイナミックな経験を積むことができます。
SESで培った小規模なリーダー経験や、顧客との折衝経験は、プロジェクトマネジメントスキルとして高く評価されるでしょう。より大きなスケールのプロジェクトに挑戦したい、マネジメントスキルを磨きたいと考えている方におすすめのキャリアパスです。
項目 | 内容 |
---|---|
主な企業例 | 金融機関の勘定系システムや、官公庁のシステム開発などを元請けとして受注する企業 |
メリット | 大規模プロジェクトに携われる 上流工程の経験が積める 安定性が高く、福利厚生が充実している |
求められるスキル | プロジェクトマネジメント能力 顧客折衝、要件定義のスキル 大規模システムの開発経験 |
ITコンサルタントは、企業の経営課題をヒアリングし、ITを活用した解決策を提案する、最上流の仕事です。技術力だけでなく、高いレベルのビジネス視点や論理的思考力が求められます。
SESで多様な業界のプロジェクトを経験し、様々な企業の業務に触れた知見は、クライアントへの課題解決提案に直接活かすことができます。顧客のビジネスに深く入り込み、その成長に貢献できる非常にやりがいのある仕事です。
困難な課題解決に取り組む分、年収水準も非常に高く、キャリアアップの選択肢として魅力的です。技術を手段として、よりビジネスの根幹に関わる課題解決に取り組みたい、年収を大幅に上げたいと考えている方におすすめです。
項目 | 内容 |
---|---|
主な企業例 | コンサルティングファームや、大手SIerのコンサルティング部門 |
メリット | 経営層と直接仕事ができる 年収水準が非常に高い 論理的思考力や問題解決能力が身につく |
求められるスキル | 高いコミュニケーション能力 論理的思考力、問題解決能力 特定の業界・業務知識 |
転職エージェントは、ただ登録して待っているだけではその価値を最大限に引き出すことはできません。エージェントを、自身のキャリアプランを実現するための「パートナー」と捉え、主体的に活用することが転職成功の鍵です。
転職活動がうまくいかないケースの多くは、エージェントに任せきりにしてしまい、希望がうまく伝わっていないことが原因です。
これから紹介する5つの活用術を実践することで、「また希望しないSESを紹介された…」という事態を防ぎ、転職活動を有利に進めることができます。初回面談前の準備や、面談後のアクションが重要です。
初回面談は、その後の求人紹介の質を決定づける最も重要なステップです。
キャリアアドバイザーは多数の求職者を担当しているため、希望が曖昧だと、どうしても母数の多い一般的な求人(結果的にSESが多くなる)を紹介せざるを得ません。
希望を具体的かつ明確に伝えることで、アドバイザーは膨大な求人の中から、的を射た質の高い求人を探しやすくなります。
「現在はSESですが、次はBtoBのSaaSプロダクトを持つ自社開発企業を希望します。
将来的には開発リーダーを目指したいので、少人数のチームで裁量を持って働ける環境が理想です。
年収は◯◯◯円以上を希望します」
このように、事業内容・企業文化・キャリアパス・条件を具体的に伝えることで、紹介される求人の質は格段に向上します。
転職エージェントとの面談では、経歴やスキルを偽りなく正直に話すことが重要です。正確な情報に基づいてこそ、アドバイザーは適正な求人を紹介でき、リアルな市場価値を判断することが可能になります。
スキルを偽って内定を得ても、入社後にミスマッチが発覚すれば、自身も企業も不幸になります。選考過程で矛盾は露見し、信頼を失うリスクも大きいです。
できないことを正直に話した上で、「〇〇は業務経験がありませんが、△△の経験を活かして早期にキャッチアップしたいと考えています」と意欲で補うことが大切。
誠実な態度はアドバイザーとの信頼関係を築き、「実は〇〇という弱点を補える、研修制度が手厚い非公開求人がありますよ」といった、特別な提案を引き出せる可能性もあります。
転職エージェントを1社だけに絞るのは、情報が偏ったり、担当者との相性が悪かったりした場合のリスクが大きいためおすすめできません。転職成功者の多くが平均2〜3社を併用しており、これが転職活動の定石です。
複数のエージェントに登録することで、以下のようなメリットがあります。
IT特化型のA社と総合型大手のB社に登録するなど、タイプの違うエージェントを組み合わせるのが効果的です。
担当のキャリアアドバイザーとの相性は、転職活動の質やモチベーションに大きく影響します。
「希望していないSES求人ばかり紹介される」「連絡が遅い」「話をあまり聞いてくれない」など、合わないと感じたら、我慢せずに担当者の変更を申し出ましょう。
遠慮して活動を続けても、良い結果は生まれず、貴重な時間を無駄にしてしまいます。
ほとんどの転職エージェントには、公式サイトの問い合わせフォームなどを通じて、担当者を変更できる仕組みが公式に用意されています。
これは、ミスマッチが求職者とエージェント双方にとって不利益であることを企業側も理解しているからです。
申し出る際は、「キャリアプランの方向性について、別の方の意見も伺いたいため」といったように、角の立たない理由を伝えればスムーズです。
転職エージェントから提供される情報は、基本的に企業のポジティブな側面が中心になりがちです。
入社後の「こんなはずじゃなかった」というギャップを防ぐためには、第三者の視点からの主体的な情報収集が不可欠です。
エージェントは企業から紹介料を得るビジネスモデルのため、ネガティブな情報を積極的に開示しにくい構造にあることを理解しておきましょう。元・現役社員のリアルな声が集まる企業の口コミサイト(転職会議、OpenWorkなど)は、極めて重要な情報源となります。
エージェントから「風通しの良い社風です」と聞いた企業について、口コミサイトで「トップダウンで意見が言いにくい」などの声が多数あった場合、面接で「ボトムアップでの提案が採用された事例はありますか?」といった形で、事実確認の質問をするのが有効です。
転職エージェントの利用は、登録から内定まで一貫したサポートを無料で受けられる、非常に効率的なプロセスです。初めての方でも安心して進められるよう、一般的な流れを5つのステップで解説します。
基本的には、登録後にキャリアアドバイザーからの連絡を待ち、面談で希望を伝えるだけで、あとはアドバイザーが求人紹介から面接調整、条件交渉まで代行してくれます。
まずは、利用したい転職エージェントの公式サイトにアクセスし、会員登録を行います。登録フォームには、氏名や連絡先といった基本情報に加え、これまでの職務経歴や希望条件などを入力します。
詳細な職務経歴書は後からで問題ない場合が多いですが、なるべく正確な情報を入力しておくことで、その後の面談がスムーズに進みます。登録は5〜10分程度で完了します。
登録後、数日以内にキャリアアドバイザーから電話やメールで連絡があり、面談の日程を調整します。現在はオンラインでの面談が主流で、所要時間は1時間〜1時間半程度です。
この面談では、これまでの経験やスキルの棚卸し、転職理由、今後のキャリアプランや希望条件などを詳しくヒアリングされます。ここで自分の希望を明確に伝えることが、その後の求人紹介の質を左右する最も重要なポイントです。
面談の内容に基づき、キャリアアドバイザーが合った求人をいくつか紹介してくれます。一般には公開されていない「非公開求人」を紹介してもらえることも、エージェントを利用する大きなメリットです。
紹介された求人の中で興味があるものがあれば、アドバイザーに応募の意思を伝えます。応募手続きや企業とのやりとりは、すべてアドバイザーが代行してくれます。
応募後は、まず書類選考が行われます。提出する職務経歴書は、事前にアドバイザーが添削し、企業に響く内容になるようブラッシュアップしてくれます。
書類選考を通過すると、いよいよ面接です。面接日程の調整もエージェントが代行してくれます。また、過去の面接データに基づいた「よく聞かれる質問」や「効果的なアピール方法」など、企業ごとの具体的な面接対策も受けられます。
無事に内定が出た後も、エージェントのサポートは続きます。給与や待遇など、自分では言い出しにくい条件交渉も、アドバイザーが代行してくれます。より良い条件で入社できるよう、最大限の交渉を行ってくれるのは心強い点です。
また、現在の会社を円満に退職するための手続きや、引き継ぎに関するアドバイスなど、入社までの一連の流れをサポートしてくれます。
世間で言われる「SESはやめとけ」という評判は、その多くが多重下請け構造の末端に位置し、エンジニアへの還元率が低い一部の企業を指しています。
しかし、SESという働き方自体が悪いわけではありません。年収向上を最優先するなら、自社開発や社内SEへの転職よりも、高還元率で商流の浅い「優良SES」へ転職する方が、結果的に高い給与を得られるケースは少なくないのです。
「SESからの脱出」だけが唯一の正解ではないことを知っておきましょう。
給与が上がらず、キャリアパスも描きにくいSES企業には、共通の構造的な問題があります。それは、「多重下請け構造の末端」に位置し、かつ「エンジニアへの還元率が極端に低い」ことです。
日本のIT業界では、元請けのSIerが受注した大規模プロジェクトを、2次請け、3次請けと複数の下請け企業に再委託していく構造が一般的です。
この構造では、中間に介在する企業が増えるほどマージンが抜かれ、末端で働くエンジニアの単価は目減りしていきます。
このように、自身のスキルや市場価値とは関係なく、所属する会社の立ち位置と給与体系によって、年収が低く抑えられてしまうのが、多くのエンジニアが不満を抱える根本的な原因です。
優良な高還元SESは、「エンジニアが稼いだ分を、正当にエンジニアへ還元する」というシンプルな給与構造を持つため、スキルと顧客単価が年収に直結しやすいという特徴があります。
自社開発企業は、エンジニアの給与以外にも、サービスの開発費や広告宣伝費など多くのコストがかかります。そのため、エンジニア個人の単価がそのまま給与に反映されるわけではありません。
一方で優良SESは、管理コストなどを抑え、その分をエンジニアに還元するビジネスモデルを成立させています。その結果、同じスキルレベルのエンジニアでも、優良SESの方が高い年収を得られる「年収の逆転現象」が起こり得るのです。
この方が自社開発企業へ転職した場合、スキルや経験が評価され、年収550万円を提示されるといったケースは十分に考えられます。
しかし、もしプライム案件を扱う還元率75%の「高還元SES」へ転職した場合はどうでしょうか。中間マージンがなくなることで顧客単価が大幅に向上し、結果として年収700万円を達成することも珍しくありません。
このように、「働きがい」だけでなく「年収」という軸で見た場合、優良SESへの転職は非常に有力な選択肢となります。
「SESか非SESか」という二者択一で考えるのではなく、「年収」「やりがい」「安定」など、自身がキャリアで何を最も重視するかを定めることが、後悔しない転職の鍵です。
ここでは、代表的な3つの価値観に基づいたキャリアパスと、それぞれの企業選びの軸を紹介します。
とにかく収入を最大化したい、多様なプロジェクトで自身の市場価値を高め続けたい方に向いています。
スキルと成果が給与に直結しやすいビジネスモデルのため、年収を最も効率的に上げられる可能性があります。
企業選びの軸 | 確認すべきポイント |
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還元率 | 「75%以上」など、具体的な数値と算出根拠が明確か |
商流 | 「プライム案件比率90%以上」など、商流が浅いことを示しているか |
評価制度 | 「単価評価制度」など、成果が給与に反映される仕組みがあるか |
一つのサービスやプロダクトを、愛情を持って腰を据えて育てたい、事業の成長に直接貢献する実感を得たい方に向いています。
サービスの企画段階から関われたり、ユーザーの反応をダイレクトに感じられたりと、金銭以外のやりがいを得やすい環境です。
企業選びの軸 | 確認すべきポイント |
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事業・プロダクトへの共感 | 心から「このサービスを良くしたい」と思えるか |
開発文化・チーム | 使用技術や開発プロセス(アジャイルなど)が自分に合っているか |
エンジニアの裁量 | 機能改善や技術選定に、エンジニアがどれだけ関与できるか |
安定した環境で働きたい、ユーザー(社員)の顔が見える仕事がしたい、客先常駐から完全に離れたい方に向いています。
自社の社員がユーザーのため、納期調整がしやすく、福利厚生が手厚い大企業も多いです。
企業選びの軸 | 確認すべきポイント |
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企業の安定性 | 業界や会社の業績が安定しているか |
働き方 | 平均残業時間、リモートワークの可否、福利厚生が充実しているか |
情報システム部門の役割 | 会社のIT戦略にどれだけ関われるか、単なるヘルプデスク業務に留まっていないか |
このように、自身のキャリアで何を優先するかによって、選ぶべき道は大きく変わります。
もし、どの選択肢が自分に最も合っているか判断に迷うなら、一度転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談してみることをおすすめします。客観的な視点から、自身の強みや市場価値を分析し、最適なキャリアプランを一緒に考えてくれるでしょう。
SESからの転職を成功させるために、この記事で解説した重要なポイントを改めて確認しましょう。
「また希望しないSESを紹介されるのでは」という不安を乗り越え、理想のキャリアを掴むために、まずは一歩踏み出すことが重要です。
この記事で紹介した転職エージェントの中から、少しでも気になった2〜3社に登録し、キャリアアドバイザーに話を聞いてもらうことから始めてみましょう。それが、未来を大きく変える第一歩になります。